わっちの日々の呟きと備忘録

今日もお疲れ様です。日々色んなことがあります。。

昔の知り合い

昔の知り合いが急に訪ねて来た。

今まで家に来たこともなく、勿論こちらもその人の家も知れない。

ただ、学校関係の同じグループに所属していたことがあって、

その時の名簿をつてに来たと言う。

 

今こそ、個人情報とか煩いが、昔は割と深く考えず、

人が集まれば名簿を作っていたものだ。

 

もしかしたら、偶然近所に引っ越してきて、ご挨拶にでも来たのかな?、

などと呑気に思っていた。

 

久しぶりだね、と在り来たりの挨拶の後、相手が語り始めたのは、

自分の身内に難病の人が数人いるということ。

そして、誰でも先祖から負の運命を引き継いでしまっているということ。

でも代々負の運命を背負っていても、自分で変えることが出来る、と言う。

 

(何言ってんの、こいつ)

 

「札があるんだけど、そのお札を供えるといいんだよ」

 

(お札? だってタダじゃないでしょ。お札買えってことか)

あー、そう言うの興味ないんだよね。

 

「最初は自分もそうだったよ。騙されたと思って、やってみて」

 

(最初から騙されると思っててやるやついるかい。)

いや、ホントそいうの要らないから。

 

「1200円だよ。お付き合いでもいいから」

 

いや、金額の問題じゃないし、そういう付き合いは要らない。

 

これはハッキリ言っておいた。

ホント、金額じゃないよ。

納得できないものは1円だって出さないし。

 

それから後も、どこそのこ地域は自殺が多いだの、

人に良くしてやっても何もないだの、

自分を変えようだの、

まあ今までの負を断ち切るためにはお札がいいらしい。

 

ごめん、ホントに要らないから。

キッパリ断り帰って貰った。

 

宗教は別に否定しないし、信仰するのは自由だし、

それで気持ちが救われるならいいと思う。

でも人にモノを売りつけたりするのはNG。

せいぜい無料で冊子を配る程度にして欲しいよ。

 

帰る間際にその会の名前を聞いて、

後でネットで調べたら、かなり有名な宗教法人だった。

著名人、有名人も多くいるらしい。

 

そう言えば、会って直ぐに小さい紙を渡されたんだよね。

「自分自分の罪や咎は、ご先祖様から、子孫に永遠に続く」

みたいなことが書いてあった。

 

まあ、昔の知り合いが急に訪ねてくるのは、

借金のお願いだけじゃないって分かりましたよ。